からだワークショプ夏合宿2013 参加者の声


















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これまでに夏合宿に参加された方のご感想をご紹介致します。

ダンスや演劇の経験者もさることながら、主婦やサラリーマン、大学生、OLさんなどなど様々な環境からこの地に集い、共に夏のひとときを過ごしました。みなさんからの生の声!その一部をご紹介します*

吉川賦志さん
(俳優)

IMG_4582.jpgからだ以上に心の旅でした。携帯電話の電波も届かず、近くにコンビニもなく、勿論電車なんかあるわけもなく、TVもエアコンもありません。街灯もありませんでした。東京での生活からは大きく離れた質素な暮らし。でも、太陽がありました。山もありました。川もあったし、森もありました。ご近所付き合いもあったし、朝には「おはよう」が、夜は「おやすみ」がありました。夜の闇の怖さを知ったし、森が呼吸するのを聴きました。当たり前のようで誰もが忘れている。そんな何かを発見する旅だったように思います。何より、小池さんが思ってたよりも優しくてお茶目な人だと、発見する旅なのですよ。これは。

前田茂宏さん (整体師)

IMG_5760.JPG全体にほんとうに価値のある「体験の場」だったと思います。

僕自身のプログラムが変わりました。
日々の中で望んでいたことが、以前よりも少し多く手に入るようになりました。

小池さん、松島さんら講師陣の姿勢も、場に大きく影響を与えてくれてましたね。
本気、を見せられていました。

乙顔有希さん (フリーター)

IMG_5760.JPG森で過ごした五日間は、人生が変わったと思うぐらいの衝撃を受けました。
どんどん知らない感覚や感情が生まれ、身体も悲鳴をあげて生き生きとし、人間が持っている能力はもっと豊かで生命エネルギーに満ちているんだと実感しました。
辛い部分もありましたが、とても楽しかったです。
そして、講師の方々やPAI生の方々、ワークショップ生の方々と出逢い、多くのものを頂けたことがとても貴重な体験でした。
個人的には少し勇気のいるお値段でしたが、行ってみたらそれ以上の価値があると思いました。
ありがとうございました!!

前納 依里子さん(ダンサー・振付家)

08.jpgphoto 重松賢都会の慌ただしい生活に疲弊し、ひきよせられるようにして参加したこの合宿でしたが、携帯も繋がらなければテレビもない、あるのは豊かな自然のみという環境の中で、人として本来大切な何かに気づかされた気がします。
ワークショップも、身体や声を使っていろんなことをやるので、初心者にはやさしく、舞台人は表現の根本を見つめ直すことができます。
ぜひぜひ、より多くの方に参加していただきたい合宿です!


IMG_0054_2.JPGphoto 飯嶋康ニ

佐野佳子さん(デザイナー)

2012年の8月に実施された「からだと旅する夏合宿2012」。ご参加頂いた佐野さんから、お便りをいただきました。

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こんばんは。
合宿から1カ月、早いものですね。
わたしの体験を伝えることで、何かが生まれればと願って、
たくさんの人と話したり、メールのやり取りをしました。
しばらくぶりの友人や、仕事先の方、年齢、性別、地位など関係なく。
そしたら、年に1回一緒にお仕事するくらいの女性編集者から、
「また聞きなのに、何人かの友人に話してしまいました」とメールをいただいたり、パリバリ仕事しまくりの年上の男性編集者が
「私なんぞ、自分を騙しまくって生きております(笑)。
もうどこに自分があるのだか、見当もつきません。いやはや……」
というメールをくださったり。他にもたくさん。

いろいろな人に渡したタネが、いつ、どんなところで、どんなふうに芽吹くのか?
目に見えなくても、どこかで繋がっていくのかなあと妄想して楽しんでいます。
たくさんの人とやり取りしたことで、
合宿であったことが整理されて、より正確に言語化できてきました。

一番強烈な印象だったのは、廃校に着いてすぐに始まった発表でした。
あまりのクオリティの高さに、「わたしもここまでやるのか!?」という不安が
ちらと頭をかすめましたが、あっというまに消し飛んでしまいました。

それほどまでに、それぞれの顔つき、体つき、おのおのが重ねた人生を
思い思いの表現で出しきっていて、自由で、美しくて、見惚れてしまったのです。

ちょっと、ほっとしました。
ここでは、合わせなきゃならない型があるわけではなく、
そこからそれたらダメ! なんてことはないとわかったからです。
わたしは、わたしのやりたいようにやればいい。

でも、普段の生活では違うので、
自由でいいと頭でわかっても、体が追いつきません。
はじめ、みんなが自由に反応しあっているのを見て呆然。
自分がここで何をすべきか、どうふるまえばOKなのかわからず、うろうろするだけでした。

「まわりの人の気配をよく感じて」
2日目に、“相手を視る”ということが、何となくわかってきたようです。
正しい答えなんてなく、小池さんや、松島さん、あらたさんが、
その人から出てくるものを見ていてくれるのも、とても心地よかったです。

最終日、即興のテーマは「旅」でした。
始まってじきに、子どものときに遭ったできごとを、
無理矢理なかったことにした頃の感情が、突然よみがえってきました。
そのできごとっていうのは、今からみると、ほんとにたいしたことないんですけどね。
当時のわたしにとってはものすごく嫌な体験でした。
どうやって助けを求めたらいいかわからず、ひとり闘っていました。

なぜ、他人に対して、ちゃんとしている自分、強い自分に見せようとしてしまうのだろうか?
という問いが解決しました。
学歴主義のなかで育った影響もあって、 
つねに他人に負けられない、勝たなければならなかったのでしょう。

自分を騙して生きるを選択して、
もがきながらもひとつひとつ解決して、よくぞここまでたどり着いた。
だけどまた同じように、もがきながら進むのだろう。でもこれからは楽しいはず。
人生とは、自分の命が終わるまでの旅なのだなあ、と思ったら涙が止まらなくなりまして。

そこからは、合わせなきゃという焦りはなくなりました。
自分のしたいように動いて、動きたくなければ動かなくていい。


自然の持つ場の力はすごいです。感度の高いみんなにも引っ張られました。
でも、小学生のときは、あんな風に自然に友達とつきあっていたなー。
廃校を離れる時、みんなが歌ってくれた「思い出のアルバム」を
思い出すと、いまでもうるっときます。

合宿からの帰り、新宿駅の構内を行く人たちは、まるでカクカクでした。
相手を見ながらさっとよける。ああ、みんな、なんてつまらなそうな顔をしているんだ!
その無表情な顔が、何かに負けないように殻を作って自分を守っているように見えて、
愛おしさがこみ上げてきました。

ちと優しくなりました(笑)。

合宿に参加できて本当によかったです!

         マルプデザイン 佐野 佳子拝,

鈴木俊介さん (会社員)

IMG_0190.jpgこの合宿以前はダンスや身体表現にも接点がなかった自分にとって初日、駅から現地へ向かうまでは本当にドキドキでした。
そんな自分がその後、足繁く小池さんの公演やPAI生の発表会に通い2回も合宿に参加することになろうとは…。

あそこでしか体験できないものがあります。川の音を聞きながらストレッチ。
山を歩き、森で踊りいつでもそばに自然があることを感じながらくたくたになるまで体を動かした数日間。
この合宿でしか味わえないものを忘れられなくて2年連続で参加したのだと思います。
あの時の会話やあの場の空気は僕にとってかけがえの無いものになりました。

大多喜ゆかりさん (フリーター)

SH3F09570001.jpg一昨年、初めて夏合宿に参加してその魅力の虜となり、昨年も再び参加をしました。
パソコンとにらめっこの日々、冷房に震えながら、全然体力を使ってないのに毎日こんなに疲れるなんてなんだかおかしい!と、鈍りまくったからだで無防備に参加したのですが、合宿での経験は単なる「心地よい疲労感」や「貴重な経験」では終わらず、今も私を変え続けていると言っていいくらい、大きなものになりました。

宿泊所の廃校になった小学校の古すぎて床板が波打つ体育館で、近所の苔むした神社で、山の木々の中で、初めて出遭った人たちと空間を感じつくり出していく、身体を使ってつながっていく。すると知らず知らずにガチガチになっていた肩や頭や心がほぐれていく。自分の身体のことなのに、こんなに知らないことがたくさんある!それを知ることの喜び。自分を解き放つことのむずかしさと、不器用な身体のはずかしさ、そんなことに気づける嬉しさ。街での生活では、向き合えていなかった自分や他人や世界が、気張らずに自分事になる。

そんな体験から帰ってきた日常では、筋肉痛より大きなお土産が!あるかもしれません。
肌の感覚、音の聞こえ方、目に映るものの見え方、人や物との距離感、温度、風、自分の顔や声・・私には、日常のただの駅からの帰り道が、極上のエンターテイメントや神秘的な体験に感じてくるほど、様々な発見を山の上でしてきた気がします。

お金と時間が許すならば、ぜひ長めの日程での参加をお勧めします。
単なる登山やヨガスクールでは得られない、身ぐるみ剥がれるようなゾクゾクと爽快感が待っているカモ。

ぜひ、怖がらずもったいぶらず遠慮せず、全身を開いて夏の山の力を丸ごと吸収して来てください!

松尾望さん (ダンサー)

A61W1921.JPG今時、携帯電話が繋がらない程の山奥で、周りは自然自然自然のみ!!!
宿は元学校だったという古い建物。最高に美味しい水と空気、虫や鳥の鳴き声、川のせせらぎ、いっぱいの緑、真っ暗な夜、何て完璧なシチュエーション!!!
全身で感じ、本来の人にカエる。自然に溶けていく。感じるままに踊り、歌い、笑い、絡まり、そして考え、また朝が来る。夏合宿で過ごした時間は私に大事なモノを気づかせてくれて、教えてくれて、心と体に響かせてくれた、そんな時間でした。

浜田真梨子さん (主婦)

PAI_0317a.jpg私の夏合宿での一番の思い出は山の中で踊ったことです。
小池さん演出の作品を山のなかで、ワークショップ生 みんなでつくりました。身体も気持ちも解放され、いつも踊っている感覚とは違うものを得られた気がします。
作品をみていただいた方に『人が美しくみえた』と感想をいただいたのが印象的でした。自然のなかだと誤魔化しも出来ず、まっさらな状態で表現が出来たんじゃないかと思います。
色んな経験をして、自然のなかでリセットされました!